コンセプト再策定に寄せて。

どんぐり日記

2022年の2月の団体設立から2年と少し。
3回の公演を上演し、メンバーは3人から9人へ。
設立時には青かったどんぐりは、茶色になりました。

大人になったどんぐりとして、
9人のコアメンバーで構成される企画団体として、
できることを増やすため、表現の質を高めるため、
どんぐり企画は、コンセプトを改めました。

これまでのどんぐり企画のコンセプトは、「私たちの描く非日常は、誰かの日常かもしれない」というものでした。演劇という非日常を通して、誰かの日常を描きたいという想いを込めたものですが、これは、メンバーが増え、できること・やりたいことの幅が広がった私たちにとっては、できることを縛るものです。

コンセプトは、本来団体らしく自由に活動するために定められるもの。

ということで、コンセプトの再設定をしました。

演劇という手段にとらわれず、演劇を観る人を増やすということを実現するため、コアメンバーが自由に活動する中で判断に迷うとき。

立ち返ることができる、どんぐり企画の根っことなる部分を固めました。

3回の公演を重ねる中で、
コアメンバーをはじめ参加してくれた方々の言葉、観てくださった方々の感想によって、どんぐり企画のどんぐりらしさは形づくられていきました。

どんぐりらしさを言語化し、核に据えることで、その表現に磨きをかけていきます。

いつもそこにある“大切”を紡ぎ、
演劇をいつもそこにある存在に。

引き続き、どんぐり企画をよろしくお願いいたします。

2024.06.01 どんぐり企画